名曲

I Shall Be Released

寒いね。

今日はまた素晴らしい曲について書くよ。
今日は”I Shall Be Released”だよ。

これディランの有名な歌だけど、この歌詞いろいろな訳があるらしいんだな。
その昔、大塚まさじという人が「男らしいってわかるかい」という題で
この歌の日本語バージョンを歌ったそうな。
歌詞は1番こそ訳詞っぽいが、
だんだん原詩から離れて、意訳の世界に入っていくんだ。
他にもたくさんの人(主にフォークシンガーと呼ばれる類の方)が
けっこういろいろな訳詞で歌ってる。

それを読んだら、間違いってのはなさそうだから、勝手に解釈してもいいのかなと。
自分で「なるほどね」って思えればいいんだなと思えまして。
こんな感じで勝手に訳してみたんだけど・・・

      I Shall Be Released

 どんなものでも取替えはきくと人はいう
 でもそれはすぐにってわけじゃない
 だから僕は今思い出すんだ
 僕をここに連れてきてくれた全ての人たちの顔を

    ああ、光が差し込んでくるのが見えるよ
    いつもと違う西の方から
    いつの日かきっと いつの日かきっと
    僕は自由になるんだ

  
 どんな人でも守って欲しいと思ってるのさ
 どんな人でも必ず落ちていくから
 誓って言うよ 僕には見えるんだ 僕の影が映し出されているのが
 この壁よりもずっと高いところに

   ああ、光が差し込んでくるのが見えるよ
   いつもと違う西の方から
   いつの日かきっと いつの日かきっと
   僕は自由になるんだ

 この孤独な人々の中に立ち尽くす男がいる
 自分は誓って無実だと言う男
 一日中やつは大声で叫んでる
 自分はハメられたんだと泣き叫んでる

   ああ、光が差し込んでくるのが見えるよ
   いつもと違う西の方から
   いつの日かきっと いつの日かきっと
   僕は自由になるんだ

笑っちゃう人がいるかもしれないけど、
おじさんはこれ、死んじまって魂が天に昇っていくところじゃないかと思うんだな。
死んじまって、でもまだしばらく魂がそのへんにさまよっているとき。
横たわる自分を少し上から眺めて「あれ、俺死んだ?」なんてさ。

でもあの世の案内人から、
「誰が死んでも別にどうってことはないんだよ。誰かが代わりになるんだから。
心配しないであの世に行きな。でもまだ少し時間がある。
その間にみんなの顔を思い出しな。」

そんなふうに言われてるところ。

I see my light come shining のmy ligh は、天からの導きの光、
From the west down to the east.は西から出て東に沈む光、
すなわちこの世に昇る太陽の光とは逆の光、つまりあの世の光であると。
それはあの "Knockin' on heaven's door"  と同じ魂のポジションではないかと。

でも人によっては地獄に連れて行かれるやつもいると。
ちゃんと天国に行けたらそこには完全なる自由が待っているんだと。

だめかなこれ?

Knockin' on heaven's door も好きなんで、また今度ね。

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Ain't No Mountain High Enough

こんちは。みんな元気?

本日はまたまた只今練習中の新ネタ候補の話です。
毎度恐縮です。でもこの話題けっこう好きなんよ。

今やろうとしてるのは、マーヴィン・ゲイとタミー・テレルが歌う名曲、
"AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH”(1967)ですよ。

題名を訳すと、「(越えられないほど)高い山なんかない」ってんです。
「天使にラヴソングを2」のエンディングテーマにもなっているように、
ゴスペル的解釈もアリの歌詞なんです。
てなわけで、その訳詞を。

             Ain't No Mountain High Enough

越せないほど高い山なんてない  渡れないほど深い谷なんてない
渡れないほど広い河なんてない

もし必要なら 僕を呼んで  君がどこにいようとも
どれだけ遠くにいても 心配しなくていい

僕の名を大きく呼んで すぐそこに行く
心配なんて必要ない 君がいるところならすぐに行く

 
※ 越せないほど高い山なんてない 渡れないほど深い谷なんてない
   渡れないほど広い河なんてない 君のところにいくのを妨げるものなど

憶えてるかい? 君が自由になった日のことを
言ったはずだよ いつだってあてにしていいんだって

そして その日から僕は誓いをたてた 
君が僕を必要としたのならいつでもそこに行くよ
何とかして どうにかして  君がそこにいるんだから 


   どんな風だって 雨だって 
   冬の寒さだって 僕を止めることはできやしない
   だって君が僕のゴールなんだから

   君がとても困っているのなら
   大急ぎでそこに行く
   僕を呼んで! さあ!

僕の愛は心の奥深くで生きている
何マイルも離れているけれど

救いの手が必要ならば 大急ぎでそこに行くよ 
できるだけ速く その愛はそこにあるのさ わかるだろう?

越せないほど高い山なんてない 渡れないほど深い谷なんてない
渡れないほど広い河なんてない 君のところにいくのを妨げるものなど



この訳詞は「僕」から「君」へ、男の立場から歌ったものにしてあるけど、
「わたし」から「あなた」と訳すと「主を称える」感じになりますな。
仮に困難に出くわしたとしても、信じる思いがあれば。必ずそれは解決できる。
って感じのポジティヴな歌だね。

やってみるとこれがなかなか難しい。
うちのぐうたらベースFat's Naoが自分の練習不足を棚に上げて曰く、
「この曲コード感がねえんだよな」だそうな。

ベースはうねうね動いてますな。
でも彼ならきっとやるだろ・・・なんてほめ殺しだ。
難しいけどできたらかっこいい。
モノにできたらみんなに聴いてもらいましょう。

よろしくっ!

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People Get Ready

ども。

シャーク団も正月休みから抜け出して、ぼちぼち動き出しております。
新ネタやりたいねってんで、曲をみつくろっております。
以前に御前崎方面のコアな方からいただいたアドバイスを意識しつつ、
我々にもできそうな、合いそうな曲を模索中。

で、この名曲 ”People Get Ready” もやりたいなあという曲の一つなんだな。
今日はまたその訳を。(間違いがあったらコメントしてね)

            People Get Ready

   みんな、用意はいいかい、さあ列車が来る
   荷物なんかいらないさ、乗るだけでいい
   信じる気持ちがあれば、そのディーゼルの音が聞こえるはず
   切符なんかいらないさ、神への感謝があればいい

   みんな、用意はいいかい、ヨルダン行きの列車が来る
   お客を乗せに国中を走ってくる
   信じる心が鍵なんだ 扉を開けて乗せてやってくれよ
   神に愛されているすべての人の席がある

   救いようのないほど罪深き者の席は用意されてない
   まわりの人々を傷つけて自分だけ助かろうとする者のことさ
   憐れみを注ごう 救いの見込みのないそんな者たちを
   神の座の前では隠れるところなんてどこにもないのだから

ああ、染みるなあこの歌詞。
俺は乗せてもらえるかな。

I’m ready to get on board.

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Bring it on home to me

今日はね、愛するサム・クックの曲について書いちゃう。

サム・クックの声ってホントにいいよなあ。
あんな声で歌えたら最高だな。
もともとゴスペルシンガーで、ソウル・スターラーズっていうグループにいたんだけど、
顔がよくて声もいいってんで26歳の時にR&Bシンガー(つまり商業主義の歌手)に転身。
「You send me」でヒットですよ。
スタジオ録音の曲だけを聴くと感じることだけど、
サムの歌はゴスペル上がりにしてはすごくスムースでポップな感じなんだよね。
だから白人にウケた。商業的な成功は、白人にウケるかどうかがカギなんだな。
でもサムは白人に媚びていたわけではなく、ちゃんと黒人の魂もバリバリにあった。
ライヴ盤を聴くと、スタジオ盤では聴けないサムのグワッというシャウトが聴ける。
それでもやっぱりサムの声はスムースだけどね。
黒人の権利向上にも関心が高くて、
「A Change Is Gonna Come」って曲にそれが表れてる。
(8月11日に書いた「暑い日に思う」を読んでね)

シャーク団では昔、「Chain gang」「Wonderful World
Twistin' the night away」をやってたんだけど、
最近はもっぱらこの曲オンリーだな。
名曲「Bring it on home to me」ですわ。
「悲しき叫び」って邦題があるね。
まあ、オールディーズには「悲しき○○」ってのはよくあるけど、
この曲をその名前で呼んだことはないなあ。
ミズホさんとデュエットですよ。
ミズホさんのコーラスが絡んでくれるともう曲が何倍にもよくなるんですよ。

では今日はこの曲の訳詞をひとつ。

                Bring it on home to me

    もしも君が、僕を捨てて去っていく気持ちを
    変えることがあるのなら

       どうか届けておくれ 君の優しい愛を 
       どうかもどってきておくれ 僕のところへ

    君が出て行ったとき僕は笑っていたよ 
    でもそれは自分で自分を傷つけるだけだった

    きれいな宝石を君にあげよう お金もあげる 
    でもそれだけじゃないよ 僕にできるのは 

    僕はいつだって君の奴隷になるよ 
    死んで墓に埋められるまで

    僕は君のことを大事にしようとしてきたよね 
    なのに君は出て行った あの夜遅く 

ああ、サム、白人にはガッチリ主張するけど、女には弱いのね。

ちなみにサムは1964年12月11日、33歳のときに
ロサンゼルスのモーテルで管理人に射殺されて死んじまう。
その死を巡っては謎も多いらしく、
一説には「モーテルに連れ込んだ売春婦に金や服を盗まれ、
仕方なく裸で売春婦を追いかけ、その後銃で撃たれた」
とも言われるんだが、
本当だとしたらサム、伝説になるにふさわしい死に方だぜ。
とてもゴスペル上がりとは思えない不謹慎ぶり
人間だもの。ねぇサム。

12月16日(日)、ケントス静岡でお待ちしてますよ。

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Chain of fools

これね、R&Bバンドとしてはド定番、アレサ・フランクリンの名曲ですな。
直訳すれば「バカの鎖」あるいは「バカの連鎖」。
わはは。シャーク団のことですかい?

これ何年か前にちょっとだけやってみたんだけどね、
今回12月用のネタとして改めて挑戦してみたよ。
Taeさんとデュエットです。なかなかいい感じですよぉ。
今までのシャーク団ネタとはちょっとだけ曲の空気感が違うんだな。
今日はその訳詞を紹介。

アレサが歌ってるオリジナルの歌詞は
「バカな男にだまされた私」っていうスタンスで書かれてるけど、
おじさんが歌うのは「とんでもない女に振り回された情けない俺」ってことでよろしく。
はあ、「とんでもない女」か…。そういえば……おっと危ねえ。。

         Chain of fools

5年もの間、俺はお前の恋人だと信じていたのに
やっとわかったよ 俺はお前の鎖の輪っかの一つに過ぎないんだと

いつもお前に振り回された上に バカにされて
つれないそぶり 冷たい仕打ち

バカがバカにつながって バカの鎖 俺はただの鎖の一つ

どの鎖にだって 外れやすい輪があるんだ
俺が気弱だからずるずる来たが もう俺は強くなるさ

「一人にして」とお前は言う
「戻ってくればいい」と母さんはいう
「気にするな」と医者はいう

やっぱりお前はやたらに手を出しすぎた 
俺はただの鎖の一つ

バカがバカにつながって バカの鎖 俺はただの鎖の一つ

ある朝突然、鎖は壊れるだろう
そしたらもうそれまでさ
俺はもうやりたいようにやるからな

魂こめて歌いますよぉ。よろしく!

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Wonderful Tonight

今日のここ、超個人的な記事ですんで悪しからず。
大好きなB.D.について語る1日。

”Wonderful Tonight ”って曲、ここに来る方なら知ってますよね。
クラプトンの名曲ですな。

Loosie Hipsのボス、B.D.が歌うとちょいと特別。
後ろで奥様が見てるんだなあ。
そのシチュエーションで十分泣けたよ。

B.D.、ここぞとばかりに感謝の気持ちを伝えてるのさ。
照れてもだめだぜ。そうに違いねえ。
サングラスの奥の目がそう言ってる。
おれにはわかるぜ。

B.D.は簡単に曲名を言っただけでこいつを始めたね。
平野氏のギターは絶妙のコーラスエフェクトとボリュームコントロールで
曲の雰囲気をつくり、リズム隊は歌バックに徹してる。
Maddy"カンド"King氏はあのフレーズをあのように弾いてくれる。
曲そのものももちろんいいんですが、やっぱりね、詞がね、しみちゃいますよ。

Wonderful Tonight

日が暮れかかった頃 彼女はまだ服を迷っていた
化粧をして 長いブロンドの髪を梳かして

そして彼女は僕に聞いた 「どうかしら」
僕は答えた 「ああ、
今日の君はとても素敵だ」

僕らがパーティーに行くと みんなが振り返って見るんだ
僕と一緒に歩くこの美しいひとのことを

彼女は僕に尋ねたんだ 「楽しい?」
僕は答えたよ 「とっても素敵な夜になったね」

本当に素敵な夜だった 君の瞳に愛の光が見えたから
でも僕は確かめたい 君がわかっているのかどうか
僕がどんなに君のことを愛しているか

家に帰らなくちゃいけない時間になった
僕はちょっと酔いがまわってたから 彼女に車の鍵を渡したよ
彼女はベッドまで僕を連れて行ってくれた
その時僕は言ったんだ 部屋の明かりを消しながら

僕はこう言ったんだ
「今夜の君はとても素敵だった」
「本当に 今夜の君はとても素敵だった」

あんなできた奥様いないね。
B.D.がB.D.でいられるのも、奥様のおかげだよね。
やるなB.D.。

B.D.も好きだけど、シャーク団のおやじたちは正直言って
奥様のファンでもあるぜ。

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暑い日に想う A Change Is Gonna Come

いや暑いねホント。
夏だから当然なんだが。
だらだらしちゃうよ。
暑くなくてもだらだらしてる人生ですが。

こないだオーティスの”The dock of the bay”の訳詞(「何にも変わらねえ」というテーマ)を載せたけど、人生を考えるといえばこの曲も。(こっちは「きっと変わっていくさ」というテーマね。)
これはシャーク団のネタではないんだが、
個人的に大好きなサム・クックの1964年の名曲(発表は彼の死後なので遺作ね)。
”A Change Is Gonna Come” って曲。
曲調はメロウなバラード調なんだけど、歌詞の内容は重いんです。

   A Change Is Gonna Come

生まれたのは川のほとりの小さなテント
それからはずっと川のように流れ者の人生
長いことかかったけど、そろそろ流れが変わるはずさ そうさきっと

生きるのはつらいけど死ぬのも怖い
空の向こうに何があるのかわからないから
長いことかかったけど、そろそろ流れが変わるはずさ そうさきっと

映画に行っても町に出かけても、「うろうろすんじゃねえ」と言われる
長いことかかったけど、そろそろ流れが変わるはずさ きっと

友達のところに行って
「なあ、オレを助けてくれよ」と言っても
どうせ殴られてはいつくばらされるだけ

長くはもたないと思ったことは何度もあるよ
だけどなんとかなる気がしてきた
長いことかかったけど、そろそろ流れが変わるはずさ
そう、流れはきっと変わるはずさ

原詩はコメントに載せておくよ。

みんな知ってのとおり、ずっと差別されてきたアメリカの黒人だけど、
1950年代後半からだんだんと社会的平等を求めた公民権運動が盛り上がりを見せ、
1963年8月には数十万人が参加したワシントンD.C.での大行進があり、
あの有名なキング牧師の演説(I have a dream.…)があった。
かのケネディ大統領は公民権運動に理解を示して、1963年11月に暗殺されるまで
南部各州の人種隔離法を次々に禁止していく。
そして1964年の7月には公民権法が制定され、
アメリカの黒人は一応法的には平等を勝ち取ったことになったんだね。
そんな時代の背景があってのこの歌。

ただね、当時の社会は下克上的な盛り上がりを見せていたはずなのに、
この曲調はお祭り騒ぎどころかかなり控えめ。だからこそ歌がしみるよね。
「いくら法律を変えたり新しく作ったりしても、人の心はそう簡単に変わらないだろう。
でもこれからはきっと変わっていきそうだ。そのきっかけにはなるかも・・・」
くらいのトーンではないかなと。
それだけ差別は根深かったということなのかな。

人種差別をからませなくても、「今までいいことなかったけど、これからきっとよくなるさ」っていう思いをテーマにしても成立するかな。もちろん深みが違うけど。

オーティスもザ・バンドもやってる。他にもたくさんのカバーがある名曲です。

シャーク団でもいつかやりたいなと。
きっとやれる日がくるさ。そうさきっと。

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ずーっといてもいいよ The Dock of the Bay

船のライブはなんともうあさってだなあ。
今回は港で、しかも船の上でやるってんで、
オーティスの"The  Dock of the Bay"(1968)をやることにしたんだが、
この歌詞、みんな知ってる?いいよ~。ゆる~くて。

"The  Dock of the Bay"

朝日の中で座ってる きっと夕方まで座ってるだろうな
船が入って来るのを見ながら そして船がまた出て行くのを見ながら

港に座って 潮の満ち引きを見ながら
ただ港に座って 時間をつぶしてる

故郷のジョージアを離れ サンフランシスコの港に向かった
何も生きがいがなかったから 
何も自分にいいことが起きそうもなかったから

そしてただ港に座って 潮の満ち引きを見ながら
ただ港に座って 時間をつぶしてる

何も変わらないように見える すべてはずっと同じまま
10人の人が俺にこうしろと言っても、俺にはできやしないさ
だからずっと同じままなのさ

ここに座って骨休め この孤独ってやつはずっと俺から離れないんだろうな
2000マイルさまよって 行きついたこの港を俺の家にするだけだ

だからただ港に座って 潮の満ち引きを見ながら
ただ港に座って 時間をつぶしてる

ああ、オーティス、あなたもだらだらしていたんですね。

実は僕の家は港のけっこう近くで、
高校の時は朝までずっと起きていて、
明け方になるとなぜか港に行ってぼーっとしてたことが何度もある。
何でかな、ずーっといても飽きないもんだね、港ってのは。
そこでこの歌を歌える機会が来るなんて不思議だなあ。

来てくれる方、ゆる~く楽しみましょう!花火もね。

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その重たい荷物を置いていきなさい The Weight

シャーク団のネタの中にね、「THE WEIGHT」という曲があるんだ。
ザ・バンドの曲だね。超有名。
ソウルではないかもしれんが、南部のテイストってことでね。アレサもやってるしね。
この歌詞が好きなんだよ。

いろんな人の訳詞を見ながらしっくりくる訳詞書いてみたよ。「コメント」に自己レスしておくから、長くなるけど読んでくれよ。原詩はどっかで見つけてね。(シャーク団アレンジで抜いてある4番部はカットしたよ)

おじさんになるとさ、いろいろ「重荷」を背負うじゃん。全部捨て去って、もう休みたいじゃん。だからさ、「『なぁ、だんな、ちょっと教えてくれないか 人はどこで安息の地をみつけるんだい?』」はこのおじさんの問いでもあるよ。なのにこうだ。
「男はにっこりと笑み、俺の手を握り、『そんなとこはどこにもないよ』とだけ言った」
なんて崩れるじゃん。「ああ、やっぱそうですよね・・・」だよ。
そこですかさずサビ
 「その荷物を降ろしなさい 自由になるために
   その荷物を降ろしなさい そうしてその荷物を、私のそばに置いていきなさい」

って手を差し伸べてくれるわけ。神様が。
「私のところなら、その重たい荷物も置いていっていいんだよ」
って優しいよねえ。神様。

といったように、まあたいへん真面目にこの詩を受けとめていたわけだが、
先日あるサイト(eigo★21 なつメロ英語 許可済)で大変な記事を発見!
要約すると、
・作者ロビー・ロバートソン本人曰く、この歌は「要するに意味のない歌」。
・「人からものを頼まれてあるところに行かされてああ,しんど」という程度の内容。
・ナザレはキリストの誕生地ではなく,マーチン・ギターの工場のあるペンシルバニア州の都市のこと。 
・このロビー・ロバートソンという人は、何か訳あり風の物語のある詞を書きながら、実は中身の意味はない,というのが得意、いや曲に詞をつけること自体意味がないというのが彼の主張。
以下本人の主張。
・「歌に詞なんていらねエ。詞にみんなアホみたいにやっきになるけど俺は気にいらねエ。他のやつらの詞を読むとアホくさって感じだぜ。自分の好きな曲の詞なんか読んでも俺にはクソったれて感じだね。」

ヲイヲイヲイ!作者本人!ひでえこといいやがる!
おじさんのピュアな解釈を土足で踏みにじりやがって!くそ~!
しかし60年代70年代にはこういう意味不明、あるいは難解な詩が少なくないそうで、この曲についても真面目な訳からナンセンスなスカした訳まで、いろんな解釈がなされているんだそうだ。
芸術作品というものは、受け手が独自の解釈をする余地が当然あるわけだが、それにしてもこんな作者の意図は今まで全く知らんかった。

てっきり人生の重みを歌ったもんだとばかり思って、石橋さんに捧げてしまった。
でも後悔はしてないよ石橋さん。
石橋さん、元気かな。

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